体重を測る最適なタイミングと頻度は?正しい測定値を出すポイント

ウェルネス

今年こそは痩せようと心に決め、毎日体重計に乗るという生活を続けている人も多いだろう。体重をダイエット戦略に活用するなら計測する時間帯や頻度について知っておくべき。体重を測るタイミングや体重計に乗るときのポイントについて紹介していきたい。

体重はどのくらいの頻度で測るべき?

大半の研究では、毎日体重を測ることで、減量しやすくなるということが示されている。

1024人の成人を1年間追跡した米国心臓協会(AHA)発表の研究によると、週に1回以下程度のグループでは体重が減らない傾向にあったのに対し、毎日測ったグループでは体重が平均で1.7%減少したという結果が報告されている。

とはいえ、毎日体重を測るということは、自分の体重と向き合う時間もそれだけ多くなるということ。毎日の体重測定によって気分が落ちてしまうようなら、週に1,2回程度がベストだろう。

自分を苦しめてまで、毎日体重計に乗る必要はない。辛くて、精神が不安定になりやすいダイエットにおいてこれは逆効果だ。

体重を測るときのポイント

1:朝、トイレの後に計測する。

体重を測る最もベストな時間帯といえば起床後。トイレを済ませた後、食事を摂る前に測るのがおすすめ。

カラダの中がリセットされているため、最も自分の体重に近い状態にあるからだ。体重は1日の中でも測る時間帯によって誤差が生じるため、統一させることが大切。

朝が忙しくても、トイレの近くに体重計を置くなどの工夫をして、朝に測る習慣を付けよう!

2:測定値にこだわり過ぎない。

体重をダイエット戦略に活用する場合、その日の測定値にはこだわらずに、体重の変化に注目することが大切。自分の体重がどのような傾向にあるのかという点に着目することで、モチベーションに悪影響を与えることなく、進捗状況を把握できる。

実際、1日の体重変化は、水分の摂取量やホルモン値、身体活動量などに応じて上下する場合が多いため、その日の体重が何キロであったのかは関係ないのだ。

3:裸または軽装で測る。

正確な体重を知るためには、服装にも気を使うべき。できるだけ裸に近い状態であれば、より正確な数値が出る。服を着て測る場合には、軽い素材のものを選び、毎回同じ服装で測るのがベストだ。

わずかな数値でも服の重量によって体重が増加し、モチベーションが低下するようなことはあらかじめ避けるようにしよう。

4:同じ体重計を使うこと。

なるべく同じ体重計で測ることも大切。近年は、多機能かつスタイリッシュなハイテク体重計が多く販売されているが、これらすべての体重計で全く同じデータが出るとは考えにくい。

誤差を出さないためにも、なるべく同じ体重計を使い続けるようしよう。起床後に測ることを考えると、ジムの体重計で測るのではなく、一台は家に置いておくべきだろう。

5:平らな場所に体重計を置く。

不安定な地面に体重計を置くと、不正確な測定値が出る可能性がある。正確に測るためには、カーペットの上などには置かずに、硬い平らな床に体重を置くようにしよう。

落ち込むぐらいなら、体重を忘れてしまおう。

体重測定は、体重過多の人や体重を維持したい人にとって、進捗状況を把握するために重要であることは間違いない。しかし、測定値によってモチベーションが下がったり、上がったり、精神状態が不安定になりやすいという面もある。

努力しているにもかかわらず体重の変化が表われなければ、自分自身を責め、自尊心やメンタルヘルスに悪影響を及ぼすことも考えられる。

体重を傾向として見ることを理解し、その日の体重を見て気分が落ち込むことがないのなら体重測定は取り入れるべき。そうでないなら別のやり方で進捗状況を把握する方がいいだろう。

例えばランニングやウォーキングをしているのなら、距離やタイムを目標にすることで進捗を測ることができる。自分を苦しめてまで、体重を測ることに価値はない。

体重計の存在を忘れ、健康的な食事と運動に集中するのもダイエット戦略の一つだ。心の健康を優先させて、自分流のライフスタイルを見つけよう。